女性のなかにはまわりよりも食べる量が少ないのに、どうしても体重が痩せず脂肪が多いと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
もともと女性ホルモンの兼ね合いもあり太りやすい傾向があるのですが、食べる量を減らしても体重が減らないと、どうやってダイエットをするべきなのか悩んでしまいますよね。そんな女性は食事以外の日常生活のなかに原因が隠れているのかもしれません。
■食べる量が少ないのに太る意外な原因
食べる量が少ないのに太ってしまう人には意外な共通点があります。でもその原因に気付いていないといつまで経っても改善されることはありません。食べる量が少ないのにどうして太るのか?意外な原因についてご紹介していきたいと思います。
1.姿勢が悪いと太りやすくなる
太りやすい女性に意外と多いのが猫背になっていて姿勢が悪いというもの。毎日のことだからこそ自分では気づき難しい、まわりに指摘されて姿勢の悪さに気付いたなんて人も少なくありません。
特に長時間のPC作業やスマホなど同じ姿勢のままになってしまうことも多く、太りやすい習慣を自分で作り出してしまっています。正しい姿勢は美容にとっては特に重要なものになり、全身の巡りが悪くなったり身体が冷えて代謝を下げる原因にもなります。
代謝を上げるだけでも消費するカロリーが高くなりますので、余計な脂肪を増やしたくないのであれば正しい姿勢を自然と保てるように改善していきましょう。
正しい姿勢ができていると女性としても魅力的に見えますし、肩こりや腰痛の予防にも繋がります。椅子に座っているときも浅く座り背筋をピンと伸ばしている状態を維持しようとすると、「きつい!」と感じるはずです。座っていて楽な状態はいい姿勢とはいえません。
2.身体を冷やすと太りやすくなる
女性のなかには季節に関係なく身体が冷えやすい人もいるのではないでしょうか。「冷えは万病の元」ともいわれるように女性にとってはデメリットでしかありません。身体が冷えると血流の流れが悪くなり代謝を低下させてしまいます。
また胃腸の動きが悪くなってしまい、エネルギーを消費できず消化や脂肪がたまりやすい身体を作ってしまうのです。例えば毎日シャワーのみで湯船には入らない、冷たい飲み物ばかりを飲んでしまう、薄着が多いなど身体を冷やす習慣になってしまっていることもあります。
できるだけ身体を温める生活習慣を心掛けること、朝起きて白湯を飲み代謝を上げるなど身体を冷やさない工夫を考え実行するようにしてくださいね。また1日5分でもいいので湯船に入る習慣を身につけるのもおすすめです。
3.運動が苦手で休日は家でゴロゴロ
もともと運動が苦手で身体を動かす習慣がない人や、寒い季節になると外に出るのが億呑になってしまう…そんな人は慢性的な運動不足になっている可能性もあります。
運動をしないとその分消費カロリーが少なくなりますよね?そのため同じ量を食べていても太りやすくなってしまいます。無理な運動を続ける必要はないのですが、食べる量が増えていないのに太るということは消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなってしまっているということです。
暖かくなってきたら少しずつでもジョギングを行うなど身体を動かす習慣をつけると、体重が減らしやすくなりますし余計な脂肪がつく心配もありません。
■自律神経の乱れが太りやすい身体を作っている可能性も
太りやすいと感じる女性のなかには、その原因が自律神経に隠れていることもあります。交感神経と副交感神経系が交互に分泌されることで人間の身体は心身のバランスを維持しています。
このバランスが乱れてしまうと、アドレナリンの分泌量が減ってしまいます。その結果、活動量の低下に繋がり、食べる量は少ないのに太りやすい身体になってしまうのです。自律神経それぞれの役割があるので、日中は交感神経、夜は副交感神経系のバランスをしっかりと維持することも必要です。
ただ自律神経を保とうという意志だけで調整するのは難しい行動によって読むことができます。できるだけ日中は身体を動かす機会を作り、アクティブに動くように心掛けます。
夜は副交感神経系の働きを高める為に、ゆっくりとお風呂に入ったりストレッチをするなど身体の状態を調えてあげます。すると交感神経と副交感神経系が交互に働くようになるので、自律神経の調子も整い太りにくい身体を手に入れることができるのです。
■まとめ
食べる量が少ないのに太る女性は「姿勢の悪さ」「身体の冷え」「運動不足」などの原因に思い当たることはないか?もしかしたら無意識のうちに太りやすい習慣になっているのかもかもませんがん。
また、「自律神経」が関係していることも考えられますので、交感神経や副交感神経系が交互にバランス良く入れ替わるような生活習慣を送れているのかも含め見直してみてくださいね。食べる量を減らす以外の方法でダイエットをしたほうがいいかもしれませんね。