春になるとつらーい花粉症に悩まされる人も多いのはないでしょうか。花粉症薬もさまざまな種類が出ていますが、飲んでも効かない…なんて人もいますし薬を飲み続けるのはちょっと抵抗があると思っている人もいると思います。
そんなあなたにこそおすすめしたいのが花粉症を緩和してくれるとされる飲み物を日々の生活に取り入れることです。もちろん個人差はありますが、手軽に取り入れやすいもので辛い花粉症を乗り切りましょう。
■花粉症が辛い人は飲み物を見直すのもおすすめ
花粉症の症状は人それぞれ違いますよね。ちょっと鼻水が気になるな…程度の人もいれば目がしょぼしょぼしたり鼻水や喉の痛みなど風邪のような症状が続いてしまう人も少なくありません。
そんな花粉症の症状が少しでも和らげることができたとしたらどうでしょうか。別途飲み物は薬ではないので即効性は期待できません。実際、厚生労働省が行った調査によると、飲みもので取り入れて実際に効果を実感したのはごく一部だったともいわれています。
花粉症の症状を少しでも軽減したければ外に出ないとか花粉を持ち込まないのが一番ですが、仕事もあるしそうもいきませんよね。花粉症の辛い時期に少しでもその症状を緩和できる飲み物で、不快感を少しでも解消できたら嬉しいと思いませんか。
■花粉症の症状を緩和する飲み物とは
具体的にどんな飲み物が花粉症の症状を緩和してくれるのかについて説明します。なかなか手に入らないような飲み物ではなく、気軽に購入できて続けやすいものを選んでいますので、花粉に悩んでいる人は今すぐに挑戦してみてもいいかもしれません。
1.甜茶(てんちゃ)
比較的ポピュラーな薬草茶なので知っている人も多いのではないでしょうか。ほのかな甘味のある薬草茶のことを甜茶と読んでいます。中国では昔から健康茶として風邪をひいたときなどに取り入れられていました。
砂糖茶には実は種類があり、花粉症対策として注目されているのはバラ科の植物である「甜葉懸鉤子(てんようけんこうし)」です。花粉が飛び始める時期になると甘茶を見かける機会が多いのもそのためです。
甜茶のなかに含まれるポリフェノールが、アレルギーの症状に影響するとさまざまな研究結果でもでており、実際い複数の研究結果でも発表されています。薬草茶でも飲みやすいので、甘めの味わいが好きな人には甜茶がおすすめです。値段も手頃なので続けやすいですよ。
2.緑茶
私達の日々の生活に欠かすことのできない緑茶ですが、なかに含まれているカテキンがアレルギーを抑制してくれると考えられています。そもそもカテキンは植物の色素成分でもある「ポリフェノール」に分類されているます。
そのため、アレルギーを伝達し難してくれると考えられています。アレルギーの原因になるヒスタミンも抑えるので、緑茶は花粉症対策には適切な飲み物とも言われています。なかでも春先に見かけることができます多いのが「べにふうき」ではないでしょうか。
べにふうきは元農林水産省野菜の試験場で育成されたものです。紅茶用の品種として栽培されていましたが、現在は緑茶用が最も一般的です。メチル化カテキンやストリクチニンなどのポリフェノールの一種が含まれるれており、アレルギーの緩和に繋がるとももわれているのです。
少し味わいに苦味があるので、なかには苦手だなと感じる人もいるかもしれません。
3.コーヒー
花粉症の緩和効果が期待できる飲み物のなかにコーヒーがあります。意外と知られていないのですが、コーヒーの中に入っている「クロロゲン酸」というポリフェノールがアレルギー性の鼻炎の予防や症状の改善に効果があるそうです。
研究の論文ではくしゃみに対して効果があるといわれています。健康の為に毎日コーヒーを飲んでいる人もいると思いますが、実は花粉症にも効果が期待できる飲み物だといわれています。ただしコーヒーは胃腸の弱い人は飲みすぎ注意!
4.乳酸菌飲料
近年、花粉症対策として乳酸菌飲料が注目されています。腸内環境のバランスと整えてくれるといわれ、腸は免疫力を高める場所でもあるので、花粉症の症状の緩和に繋がると考えられているのです。
花粉症が飛び始めてからももちろんですが、その前から飲む習慣をつけると花粉症の症状を緩和するともいわれています。KW乳酸菌やL-92株を含んだものなどが花粉症対策としても期待されています。
ただし乳酸菌の種類によっても効果は人それぞれですし、費用対効果なども含めたうえでしっかりと検討する必要もありそうです。続けられるかどうかが大きなポイントです。
■まとめ
花粉症の季節を少しでも快適に過ごす為に症状を緩和してくれる飲み物を取り入れるのもおすすめです。それ以外にも好みなどもありますので飲み続けられるものやほっと一息照明ものなど続けやすいものを選ぶのもポイントです。
飲み続けてこそ結果が期待できますので、まずはお好みの花粉症対策用のドリンクを探してみてくださいね。